「結婚や出産をきっかけに専業主婦になったけれど、子どもが大きくなったらまた働きたい」と考えている方は多いでしょう。
私自身も、出産や夫の転勤をきっかけに専業主婦になりました。その後、30代で資格を取得し、在宅ワークやパートを経験しています。
その経験と合わせて、主婦の再就職に必要なことについてご紹介していきたいと思います。
まずは、再就職するタイミングを考えましょう。
主婦が再就職するタイミングの例
「子どもが大きくなったらまた働きたい」という場合、子どもの入園や入学のタイミングがポイントになるでしょう。それぞれのタイミングのメリット・デメリットをチェックしてみてくださいね。
子どもが2歳以下の場合
出産後すぐのタイミングで再就職する場合です。
ブランクが短いと再就職しやすいでしょう。また、収入面でのメリットが大きいですね。
この場合は保育園に預ける方が多いと思いますが、子どもの体調不良などにより急に欠勤・早退をしなければならない可能性が高いです。また、育児と仕事を両立しようとすると、負担が大きいでしょう。
そのため、周囲の協力が得られる方に向いています。
子どもが幼稚園入園後の場合
幼稚園入園、つまり子どもが3歳以降に再就職する場合です。
これまでの時期と比べると、体調が安定してくるので、急な欠勤や早退の心配が減るタイミングです。
パートや時短勤務の仕事を選ぶと働きやすいでしょう。
しかし、幼稚園は送迎が必要です。また、早く帰ってくる日や長期休みもあります。そのため、この時期も周囲の協力が得られる方に向いているといえるでしょう。
子どもが小学校入学後の場合
幼稚園までは専業主婦として家事や子育てに専念し、小学校に入ってから再就職する場合です。
小学校では送迎の必要がなく、下校時間も遅くなります。これまでより仕事と子育ての両立がしやすくなるので、再就職する方が増えるでしょう。高学年になるとより安心ですね。
しかし、夏休みなどの長期休暇にはどうするのか、対策を考えておくことが必要です。周囲に頼れる人がいない場合は、学童保育を利用する方が多いでしょう。
また、学習面やメンタル面でまだまだサポートが必要な時期でもあります。子どもの様子をよく見て対応できると良いですね。
子どもが中学・高校入学後の場合
しっかり子育てが落ち着いてから再就職する場合です。
子どもが中学生・高校生になると、子育ては一段落しますね。問題なく留守番ができたり、食事も自分で準備できたります。安心して再就職できるでしょう。
しかし、ブランクが長くなってしまうというデメリットがあります。年齢のこともあり、再就職が難しい場合もあるかもしれません。
我が家の場合
私自身や、周りで多かったのは、「子どもが小学校入学のタイミングでの再就職」です。
私は、「ある程度子どもが大きくなったら、シフト制のパートをする」と考えていたので、子どもが幼稚園年長の後半から就職活動を始めました。幼稚園のうちに面接などを終え、入学式の少し前からパートととして勤務スタート、という形です。
小学校入学直後は短時間で帰ってくる日が多く、また、慣れない小学校生活のサポートもあり、毎日バタバタと過ごしていました。なんとか続けられたのは、家族や友人に協力してもらったり、学童保育を利用したりすることができたためです。
再就職のタイミングを決めるときのポイント
主婦が再就職のタイミングを決めるときのポイントは、ずばり
何を優先するか
です。
収入面を重視する場合は、なるべく早く再就職した方が良いですね。
一方、子どもが小さいうち子育てに専念したい、という方は、子どもがある程度大きくなってから再就職を目指しましょう。
また、再就職の形として、「在宅ワーク」を選ぶ方法もあります。在宅ワークなら、家での時間を確保しやすいです。
まとめ:家庭に合ったタイミングで再就職しよう!
周囲の協力の有無や子育ての考え方などは、家庭によって様々です。主婦が再就職するタイミングは家庭ごとの「何を優先するか」で決めましょう。
在宅ワークという働き方もあります。
再就職のタイミングや働き方については、自分の気持ちを整理し、家族と相談しながら決められると良いですね。