主婦がいざ働きたい!と思った時、意外と困るのが履歴書の書き方です。
特に職歴にブランクがある方は、どう書いたら良いのか悩むでしょう。
今回は、主婦が履歴書を書く時のポイントをご紹介します。
再就職には履歴書が必要
求人に応募してみようかな、と思った時、必要になるのが「履歴書」です。
「写真」や「連絡先」だけでなく、「学歴・職歴」「免許・資格」「志望動機」「趣味・特技」などの項目があり、選考用の資料として用いられます。
つまり、履歴書は、応募企業に自分をアピールするための大切な書類です。自分の魅力をしっかり伝えられるように作成しましょう。
また、履歴書の他に「職務経歴書」が必要な場合もあります。応募条件や面接時の持ち物をしっかり確認しましょう。
職務経歴書は、具体的な職務経歴や技能・スキルを記載するものです。ブランクが長い場合も、過去の勤続年数が少ない場合も、記述する必要があります。
面接でその理由を聞かれるので、答えを準備しておくと良いでしょう。
主婦の履歴書の選び方
一般的な履歴書
応募企業から指定がない場合は、基本的にはどの履歴書を使っても問題ありません。
しかし、一般的に「標準」とされているのは、日本工業規格(JIS)規格の履歴書です。
JIS規格の履歴書は、「学歴・職歴欄」の割合が多く、「自己PR」等の記載欄が少ないのが特徴です。そのため、「学歴・職歴」に記載できる内容が多い方は、JIS規格の履歴書を使うと良いでしょう。
逆に、「職歴」として記載できることが少ない方は余白が目立たってしまいます。JIS規格以外の履歴書の方がおすすめです。
パート/アルバイト用の履歴書
JIS規格以外の履歴書は、「パート/アルバイト用」や「転職用」などがあります。
「パート/アルバイト用」の履歴書は、勤務の希望日時などを書くことができるようになっているのが特徴です。一方、志望動機などを記載するスペースは少なめです。
そのため、パートで再就職を目指す方には「パート/アルバイト用」の履歴書が向いている場合が多いです。
パソコンで作成する
履歴書をパソコンで作成するのも良いでしょう。
パソコンで作成する場合、パソコン作業に慣れている方なら作業時間が短く済みます。また、一度作っておけば、提出先が異なる場合にも転用できます。
さらに、パソコン操作のスキルをアピールできるという点もメリットです。
履歴書が「手書きかパソコン作成か」という点で結果が変わることはないとされています。
しかし、手書きの方が印象が良いのか、パソコンで作成してスキルをアピールするのか、提出先によって判断しましょう。
主婦の履歴書のポイント
職歴
職歴は、必ず確認される大事な項目の1つ です。もちろん嘘を書いてはいけません。
- 「入社年月 ⇒ 担当していた仕事内容⇒ 退社年月」を端的に書く
- 短期のアルバイトやパートでも、アピールできそうな場合はできるだけ書く
- 自分の都合で退職した場合は「一身上の都合により退社」と書く
ブランクがある場合も、職歴がない場合も、面接で挽回できるので問題ありません。
面接で聞かれた時に理由を答えられるように、しっかり準備しておきましょう。
また「志望動機」や「資格」の項目でも挽回可能です。
まずは、職歴を分かりやすく書くことで、印象を良くしましょう。
志望動機
採用側は、「仕事にちゃんと取組み、すぐに辞めない人」を求めています。志望動機の項目で、その点をアピールできると良いでしょう。
- 企業が求める人材に沿った志望動機を書く
- マニュアル通りの志望動機は避ける
求人情報などに、「求める人材」を記載している企業もあります。チェックしてみてくださいね。
自分の経験(仕事以外でもOK)を交えて、「求める人材」と一致していることアピールしましょう。
資格
どんな免許や資格を保有しているのかも、アピール材料の1つです。
- 仕事に関連のあるものは必ず書く
- 現時点で資格取得に向けて勉強中の場合でも、評価されることがある
仕事に直接関係のない資格の場合でも、面接の時の話題になったり、資格取得に向けて努力する点が評価されたりします。そのため、持っている資格はなるべく書くと良いでしょう。
ブランクがあったり職歴がなく不安な方は、まずは資格を取得して自信をつけるのも良いですね。
まとめ:履歴書で自分をアピール&面接に備えよう
履歴書は、企業に自分をアピールするための大事な書類です。
主婦が再就職を目指す時、気になるのは「職歴」のブランクでしょう。しかし、ブランクがあっても面接で理由を答えられれば問題ありません。面接に向けてしっかり準備しましょう。
また、履歴書の「志望動機」や「資格」で自分をアピールすることも大切です。求める人材に沿って書けるように、求人情報などをチェックしてみてくださいね。