働き方改革の推進やテレワークの普及により、働き方が多様になりました。
「育児や介護と両立したい」「自分の好きな時間・場所で働きたい」などの理由から、在宅ワークや副業を選択する人も増えています。
そんな在宅ワークや副業をする方から人気の職業が「Webライター」です。
では、Webライターになりたいと思った時、何から始めたら良いのでしょうか?
今回は、評価されるWebライターになる方法と勉強方法をご紹介します。
Webライターの仕事
Webライターとは、Webサイト上の文章を書く職業のことです。
例えば、企業のWebサイト用のコンテンツ記事やコラム記事、ECサイトに載せる商品の説明文など、幅広い内容のライティング(執筆)を行います。
パソコンがあれば誰でも始めやすい仕事です。
また、場所や時間に縛られない仕事でもあります。
在宅ワークを希望する方や副業をしたい方におすすめです。
Webライターになるには
Webライターになるには、大きく分けて以下の二つの方法があります。
- 企業にWebライターとして就職する
- フリーランスでWebライターの仕事を受ける
それぞれの方法について詳しくみてみましょう。
企業でWebライターになる
まず一つ目は、「企業にWebライターとして就職する」方法です。
企業サイトなどのメディアに載せる記事のライティングや、社内報の作製などが主な仕事になります。在宅ワークが可能な企業を選べば、企業に勤めていても柔軟な働き方ができるでしょう。
企業のWebライターを目指す方は、まずは求人情報で「ライター」を募集している企業をさがします。応募後の選考では面接や書類選考、また課題の提出などがあるので、しっかり準備して臨みましょう。
フリーランスのWebライターになる
二つ目は、「フリーランスでWebライターの仕事を受ける」方法です。
フリーランスとは、特定の企業などに所属せず、仕事ごとに契約する働き方のことを指します。場所や時間に縛られず、自由に働き方を選択できる点がメリットです。在宅ワークや副業を希望する方に向いています。
フリーランスで仕事を受けたい場合は、まずはクラウドソーシングサービスに登録しましょう。ランサーズやクラウドワークスなど、複数のサービスに登録しても良いですね。
登録すると、募集中の案件が検索できるようになります。チャレンジしたい案件を見つけて応募してみましょう。受注できたら、Webライターとしての仕事のスタートです。
フリーランスについては、収入が不安定である点や、受注から納品までの責任を負う点などをデメリットと考える人もいるでしょう。
自分に合った方法を検討してみてくださいね。
評価されるWebライターとは
私自身、クラウドソーシングサービスを通してWebライターの仕事を受けた経験があります。
はじめは実績がない状態だったので、受注につなげるまで大変でした。その時感じたのは「一つひとつの仕事で良い評価を得ることが大切」ということです。良い評価を得られると、実績が上がったり、再度依頼をしてもらえたりするので、次の仕事につながります。
そこで、この章では私が実際にクライアントから評価された点をご紹介します。
オリジナリティの高い文章を書ける
Web上には、すでに沢山の情報があふれています。それらの情報を基に執筆することが多いですが、パクリやコピペは評価されません。逆に、オリジナリティの高い文章は高評価につながります。
自分の経験を交えたり、自分なりの言葉をつけ足したりすることで、オリジナリティの高い文章を目指しましょう。より読みやすい、有益な記事になるように心がけることが大切です。
下調べをしっかりしている
上述のように、オリジナリティの高い文章は評価されます。しかし、ウソを書いてはいけないですね。
例えば、お店や商品の紹介をする場合は、公式サイトや信頼できるメディアなどから、正しい、最新の情報を調べます。必要があれば、実際に現地に行った感想や商品を使った感想も書きます。
しっかり下調べをして、信頼性の高い記事を書きましょう。
依頼に合った文体で書ける
Webサイトによって雰囲気は様々です。サイトの雰囲気に合わせるために、どのような文体で書くと良いのかを考えて執筆することも必要です。
記事の構成を揃えているサイトもあります。必要なことは執筆前に確認しましょう。
また、「誰に向けた文章なのか」という点も意識できると良いですね。「ターゲットに応じて分かりやすい記事が書ける」ということも良い評価につながります。
Webライターになるための勉強法
Webライターは、誰でも始めやすい仕事です。ですが、ライティングの基礎知識や基本的なスキルはしっかり抑えていた方が良いでしょう。
ライティングの基礎について、詳しくは次回ご紹介します。
このような基礎知識を学ぶための方法は様々です。
本で勉強する
まずは、ライティングに関する本を読んでみると良いでしょう。
手軽に手に入るものですが、基礎から体系的に学ぶことができます。
Webサイトや動画サイトで学ぶ
無料で利用できるWebサイトや動画サイトでは、より気軽に勉強を始められます。
「ライティング 基礎」などで検索してみると、沢山見つかるでしょう。
検索結果の上位に表示されるサイトは、そのままお手本になります。構成などを参考にしても良いですね。
通信教育を利用する
通信教育サービスにもWebライターに関する講座があります。お金はかかりますが、カリキュラムに沿って勉強できる点がメリットです。
資格取得のサポートや添削をおこなってくれる講座もあります。
一人で勉強できるか不安な方に向いている勉強方法です。
セミナーを受ける
Webライターについてのセミナーも多数開催されています。
本などの教材で基礎知識を得ることは大切ですが、ライターを取り巻く環境は日々変化しています。最新の情報も知りたい方はセミナーがおすすめです。
また、セミナーの受講者とコミュニケーションをとって人脈を広げることもできます。
最近ではオンラインセミナーも増えているので、以前より気軽に受けられるでしょう。
まとめ:評価されるWebライターを目指そう
Webライターは、在宅ワークや副業をしたい方から人気の職業です。Webライターとして企業に就職するか、フリーランスで仕事を受注すれば、Webライターとしての仕事ができます。
誰でも始められる仕事ですが、本などを利用して基礎知識を身に着けることが大切です。クオリティの高い記事を執筆できるよう、自分に合った勉強方法で学べると良いですね。
さらに、オリジナリティが高く、信頼性の高い文章を書いて、良い評価を得られるライターを目指しましょう。それが、次の仕事につなげる秘訣です。