在宅ワークや副業で人気の「Webライター」。パソコンがあれば誰でも始めやすい仕事です。
しかし、その分ライバルが多いのが現状です。
初心者が仕事を受注するためには、基本的なスキルはしっかり身についている方が良いでしょう。
では、Webライターにはどんなスキルが必要なのでしょうか?
今回は、これからWebライターを目指す方や初心者に必要なスキルをご紹介します。
Webライターに必要なスキル
Webライターになるために必要なスキルは、以下の5つが挙げられます。
- 文章力
- 情報収集力・整理力
- パソコンの基本操作
- SEOライティング
- コミュニケーション能力
では、それぞれのスキルについてポイントを詳しくみてみましょう。
文章力
もちろん、文章力は重要です。分かりやすく、読みやすい文章を書きましょう。
具体的には、以下の点に気を付ける必要があります。
- 誤字、脱字をなくす(助詞や漢字に注意)
- 文体を統一する(「ですます調」or「である調」)
- 同じ文末表現を繰り返さない(「ます」が続くなどはNG)
- 英数字の半角・全角を統一する
- 適切な文の長さにする(長すぎる文はNG)
- 適切に改行・段落分けする(長すぎる段落はNG)
文章を書き終わったあとに、チェックしてみてくださいね。
また、文章全体を通して論旨がずれていないか、という確認も大切です。
納品前に読み返して、しっかり校正しましょう。
情報収集力・整理力
信憑性の高い文章を書くためには、執筆する前に情報収集をする必要があります。また、Webライターは、競合サイトをリサーチして書くべきことを整理する、という書き方をすることが多いです。
主に以下の点に注意して、信憑性の高い文章を書きましょう。
- 固有名詞が正しいか(専門用語・人物名など)
- 数字・データが正しいか(日付・住所など)
- 記事内容に矛盾はないか
引用元や情報収集元が信頼できるか、という点が非常に重要です。
信頼できる情報を収集し、取捨選択する力を鍛えましょう。
パソコンの基本操作
クライアントとの連絡、情報収集、執筆、納品など、すべてパソコンで行う場合が多いです。
以下のパソコンの基本操作は、必須のスキルといえます。
- 文字入力(タイピング)
- メールの送受信
- 検索
- 文書作成ソフトの簡単な操作(Wordなど)
- ファイル操作(画像のダウンロードなど)
また、WordPress の操作が必要になることもあります。
WordPressとは、ブログやサイトを簡単に作成できるソフトです。(このブログもWordPressで作成しています。)
私自身がWebライターとして受ける仕事は、「WordPressで画像の挿入・文字の装飾をした状態で納品してください」という依頼が多いです。
そのため、WordPress上での画像の挿入・文字の装飾の手順は押さえておく方が良いでしょう。
SEOライティング
SEOとは「検索エンジン最適化」のことです。そしてSEOライティングとは、検索された時に上位表示させるためのライティング手法のことを指します。
まず初心者は、以下のことに注意して執筆してみましょう。
- ターゲットキーワードを決める
- キーワードを含んだわかりやすいタイトルをつける
- 分かりやすい構成にする
- オリジナリティの高い文章にする(コピペはNG)
- 信憑性のある文章にする(ウソはNG)
「ユーザーのためになる記事を書く」ことがポイントです。
他にもSEOライティングの手法は沢山あります。また、SEO対策はGoogleのアップデートなどによって、今後も大きく変わる可能性があります。
そのため、詳しいSEOライティングについては勉強していくことが必要でしょう。
コミュニケーション能力
どんな仕事をする上でも欠かせないのがコミュニケーション能力です。
Webライターも、クライアントと十分コミュニケーションを取る必要があります。
特に以下の点はしっかり確認しましょう。
- 記事の内容についての意向・要望
- 納期・納品方法
Webライターは在宅で仕事をしている人が多いと思います。
そのため、コミュニケーションをとるのはメールや電話がメインです。Web会議の場合もあるかもしれません。
いずれの方法でも、実際に会うよりも誤解やすれ違いが生じやすいため、丁寧な対応を心がけましょう。
実践でスキルアップ
Webライターとしてスキルアップするためには、実践することが大切です。
例えば以下のような方法があります。
- お手本にしたい文章を書き写す
- ボリュームの少ない案件を受ける
- ブログを始める
それぞれ解説します。
お手本にしたい文章を書き写す
はじめは文章を書き写すことも良い勉強になるでしょう。
特に検索時に上位に表示されるサイトは、構成なども含めてお手本になります。
ボリュームが少ない案件を受ける
フリーランスのWebライターは、クラウドソーシングサービスに登録している場合が多いと思います。
そこでライティングの案件を探すと、感想や紹介を書くような、ボリュームの少ない案件が見つかるはずです。
単価は比較的安いですが、文章を書いて校正し、クライアントに評価されるという経験を積むことができます。添削をしてくれる案件もありますよ。
実績にもつながるので、チャレンジしてみると良いでしょう。
ブログを始める
自分のブログを運営することもおすすめです。
はてなブログなどの無料のブログサイトを利用すると、すぐに始められますよ。
自分の得意なテーマで自由に執筆することができるので、練習にぴったりです。
また、自分でブログを運営すると、SEOの知識も主体的に学ぶ機会も増えるでしょう。
まとめ:ポイントをチェックしながら実践しよう
Webライターには、「文章力」「情報収集力・整理力」「パソコンの基本操作」「SEOライティング」「コミュニケーション能力」が必要です。
それぞれのスキルで初心者がチェックすべきポイントがあります。執筆する前後に確認してみてくださいね。
これらをスキルアップさせるためには、実践することが重要です。自分でブログを始めるなど、どんどん練習してみましょう。